シェアハウスの魅力

入居者からみたシェアハウスの魅力について、ここでもう一度おさらいしてみましょう。おおまかに分けて1.費用が安い 2.入退去が簡単 3.コミュニケーションが広がる 4.一人暮らしより安心感がある という4つの魅力が挙げられています。むろん、このほかにも、共同生活によるライフスタイルの変革や、家具・家電・共用設備など1ランク上の生活様式に魅力を感じる入居者も多いでしょう。さらに、外国人との同居や、語学専門のコミュニティに参加することにより語学力の向上が見込めることも大きな魅力になっています。


では、次に事業者からみたシェアハウスの魅力について分析してみましょう。


第一に、投資対象としての収益性ですが、シェアハウスの場合、1ルーム賃貸やファミリータイプのLDK賃貸、戸建賃貸などと比較すると収益性が極めて高いのが特長です。これは、1物件でも複数の入居者から賃料収入を得られるため、費用対効果が大きく、しかも空室リスクを分散できるからです。初期費用は1ルーム賃貸よりかかりますが、LDK・戸建の場合と同等で、そのうえ利回りに関してはこれらすべてを上回る数字が期待できます。また、自己資金が少ない場合にも住宅ローンの適用などでレバレッジ効果を期待でき、サラリーマン・OLなどの本業を持つサラリーマン大家さんにも事業スタートのハードルは低くなっています。


第二に、不動産賃貸業としての安定性ですが、これも他の賃貸スタイルとは比較にならないほど優れています。上記の「空室リスクの分散」とは、1物件で複数の入居者と契約するため、同時に全員がいっせいに退去することはまず考えられません。仮に入居者が5人として、そのうち1人2人が退去したとしても、テナント募集により次の入居者が決まるまでの空室期間は一般賃貸に比べてはるかに短く、結果的に常時満室に近い稼動率を維持することが可能です。また、オーナー自身が入居するなどの方法で住宅ローンを適用すれば、物件の残存期間にかかわらず長期にわたるローンを組むことが可能になるため、中古物件でも資金繰りに苦労することなく安定した経営を続けることができます。


第三に、物件自体の汎用性が挙げられます。上記のようにオーナー自身が入居するケースでは、賃料収入こそ一室分減ることになりますが、収益性の高い物件であれば他の部屋の賃料収入をローンの返済に充て、自らは1円も支払わずに住み続ける―「家賃を払わず、家賃を稼ぐ」という理想的なキャッシュフローを実現することも難しくありません。あるいは、地方在住で、月に何日か必ず首都圏に出張するというような仕事の場合、上京時の宿泊施設として1室を確保し、他の部屋を貸して賃料収入を得ることも可能です。こうすれば、ビジネスホテルやウイークリーマンションなどを利用するよりはるかに経済的です。また、結婚や出産など、将来的なライフスタイルの変化に合わせて、シェアハウスを自宅として再利用することもできるのです。


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